S-Collection株式会社 イベント運営について

S-Collection株式会社の数百~数万人規模のイベント企画・運営・コンサルティング事業

「ロボカップ」が今アツイ!ロボットが繰り広げるサッカー大会とは?

AIとロボットの祭典!目標は「打倒!サッカー世界一チーム」?!

皆さんは「ロボカップ」という大会があることをご存知でしょうか。
ロボットサッカーチームによるワールドカップ、つまりロボットが繰り広げるサッカー大会のことです。
日本では「ロボコン」に馴染みがある人が多いかもしれませんが、それとは別に、世界の多数の研究チームを巻き込んで取り組まれているロボットの大会です。今回は、そのような科学技術とエンターテインメントの両方の要素を兼ね備えたイベント「ロボカップ」について紹介します。

1.ロボカップ実現の背景とは?ロボット研究者たちの挑戦

ロボカップの立ち上げには、目標として「2050年までに、サッカーワールドカップ優勝チームに勝てるロボットチームをつくること」があります。そのためには、人工知能(AI)を搭載した自律型の人型ロボットであることが求められます。そこには世界から100以上の研究チームが参加し、AIや機械技術などの研究成果を披露する場にもなっています。

第1回大会は1997年で、そこから毎年開催されています。2017年の世界大会は名古屋で開催されました。そして今年、2018年は22回目となり、カナダのモントリオールで開催されます。その予選にもなる日本大会は、5月上旬に大阪で開催されました。
このロボカップは、決して研究者たちのためだけにあるわけではありません。観る側にも十分魅力が詰まっています。それは例えば

・AI搭載の人型二足歩行ロボットといった、最新のロボット技術が一堂に見れること
・そのロボットたちが、本場さながらの観客をわかすような試合をすること
・チェス、将棋、囲碁、オセロのように、世界最高峰の人間に挑み、勝つことを目標にしていることです。

ロボット技術は、毎年進化し続けています。ロボカップの開催を重ねるたびに、失敗が技術の進化の弾みとなり、ロボット研究の革新となっています。

2.次世代を担う研究者誕生の場になる?!

ロボカップは、最新の技術力を披露する場であると同時に、次世代の社会を担う子どもたちがロボット技術や人工知能に触れる機会でもあります。彼らの中から人工知能分野、ロボット分野を牽引していく研究者が生まれる可能性を秘めているからです。

2017年の名古屋で開催された世界大会では、ロボカップの競技のほかに、スポンサー企業による展示会も開かれました。

ソニー株式会社からは犬型ロボット「アイボ」や二足歩行ロボット「キュリオ」などが登場、株式会社NTTドコモからは鉄腕アトムも登場し、三菱電機株式会社からは産業用ロボットを使った「綿菓子制作ロボット」などが展示されました。

また、子どもたちがロボット作りを体験できるワークショップも開催され、家族連れの来場者で賑わいました。

今回紹介したロボカップは、来場者を楽しませる工夫があることはもちろん、ロボット研究の発展を期待する企画者の想いがあります。

S-Collection株式会社も時代の変化をとらえて、お客さまに喜ばれるイベントを企画、開催していきます。