1日約4万人が来場!日本最大級のパンの祭典「パンのフェス」から学ぶイベントの可能性
2020年3月も開催決定「パンのフェス」!空前のパンブームの理由とは?
近年、肉フェスや激辛フェス、またはラーメンフェスなどの「フードフェス」が全国各地で開催され、人気を集めています。
SNSや口コミでも「フードフェス」の人気が年々高くなっています。
その中でも、今回はパン好きのパン好きによるパン好きのための祭典「パンフェス」について紹介します。
パンのフェスは毎回10万人を超える集客力の高いイベントです。
しかし、なぜこれほどパンのフェスが人気になったのでしょうか。
パンのフェスとは?
パンフェスは2016年3月から年2回ずつ、横浜の赤レンガ倉庫にて開催されています。
パンフェスは約70ブースあり、地元のパン屋から行列ができる人気店まで、さまざまなパン屋が出店しています。
イベントの主催であるパンのフェス実行委員は自他共に認めるほどのパン好きで、日頃は客としてパンを食べる実行委員たちが、発掘した「おいしいパン」と出会えるという主旨が、パン好きの心をくすぐるイベントとなっています。
「最高のパンと出会う!日本最大級の“パンのフェス”」というキャッチフレーズや、人気店による予約必須のフェス限定オリジナルパンなどの魅力的なコンテンツがFacebook やTwitter、InstagramをはじめとするSNSで話題となりました。
直近では、3月6日(金)〜8日(日)に開催されます。
パンのフェス2020春 in 横浜赤レンガ
1つ数百円だからこそイベント向き!パンイベントの集客力
パンフェスのパンは種類が多く、1つ数百円と比較的安価に購入できます。
「普段は食べ比べできないものを食べたい」「たくさんある中から選びたい」「一度にさまざまな種類のものを食べたい」など、フードフェス来場者のニーズを満たすという意味で、パンはフェス向きの食べ物だといえます。
話題のパンのフェスだけではなく、パンイベントの集客力は注目を浴びています。
東京で開催されている「世田谷パン祭り」や「青山パン祭り」をはじめ、神戸市や福岡市などの商店街組合が地元のパン屋を集めてパン祭りというイベントを開催し、地域振興に活用しようとする動きもあるほどです。
パン祭りが地方でも人気!業界向けから消費者向けイベントへ
東京で始まったパンイベントが、なぜ地方にまで広がりつつあるのでしょうか。
パンイベントが地域振興として開催されている理由として3つ考えられます。
1.消費者向けイベントになったこと
2.地元店やパン協同組合、商店街組合などでも主催できること
3.地元のパン屋を中心として開催できる「地域密着型」であること
以前、業界向けに開催されていたパンイベントはB級グルメイベントの成功を受け、消費者向けのイベントとなったことで、パンのフェスや地域で開催されるパン祭りがブームとなったと考えられます。
消費者向けイベントが人気となっているフードフェスの背景から、イベント運営では今後より一層、消費者の心の掴む内容になっているか、魅力的なコンテンツとして発信できているかが大切になると思われます。
S-Collection株式会社では、イベント運営を通して経済、地域を活性させる企業として成長していきます。