S-Collection株式会社 イベント運営について

S-Collection株式会社の数百~数万人規模のイベント企画・運営・コンサルティング事業

これからの日本の伝統的なお祭りのあり方!人々に愛されつづけるには?

過去から未来へ!古来から続く伝統的なお祭りを残すには?


現代の日本には1000年以上前からつづく伝統的なお祭りがあります。その伝統的なお祭りのなかには、時代に合わせて変化してきたお祭りもあれば、地域と根強くつながり守りつづけられてきたお祭りもあります。今回は、伝統的なお祭りを未来に残していくために、取り組まれている2つの事例を紹介します。

 

1.古来から続く伝統祭の現状とは?


お祭りは古来から大切にされてきた日本の伝統的な文化のひとつです。お祭りの語源となる「まつらう」という言葉には、日本の神に服従・奉仕するという意味があり、そもそものお祭りとは「神をお迎えし、お供え物を奉り、人の暮らしを守ってもらう」というものでした。『日本の祭り文化事典』(2006,東京書籍)によるとこのような古来からあるお祭りは全国に1,184も存在し、現在でもその地域と根強く共存しています。
飛鳥時代からつづく伝統的なお祭りである、「藍染祭」があります。1400年の歴史があり、縁結びと商売繁盛を願い、3日間の開催で約15~20万人もの人がつめかけます。
そんな伝統ある「藍染祭」は、ゴミの散乱や会場周辺での迷惑行為のため、近年、大幅に規模を縮小しての開催となっています。古来からつづく伝統的なお祭りだからこそ、次の世代に残していくことが重要です。そのためにも、「愛染祭」の実行委員会は地域住民との意思疎通をとったり、開催規模を小さくするなど、存続のために知恵を絞っています。

 

2.伝統のお祭りを守る!現代の文化とのコラボレーション!


存続の危機に陥る伝統的なお祭りがある一方で、伝統と現代の流行を融合させて人気を呼んでいるお祭りも存在します。日本の三大祭りの「神田祭」は2年に一度、神田明神でおこなわれており、江戸時代からつづく伝統のあるお祭りのひとつです。 以前『時代とともに変化するイベントに注目!400年の歴史ある神田祭が今アツい!』でも紹介しましたが、神田明神は「神田祭」によって知られただけではなく、人気アニメ作品の舞台でも使用され、アニメファンの間でもとても有名になりました。
このような取り組みは、お祭りと人を結びつけ、伝統あるお祭りを活気づけるひとつの要因になります。大切なことは、本来のお祭りの伝統を守りつつ、時代の変化ともうまく融合していくことです。

S-Collection株式会社は時代のニーズを読み、人や地域から愛される価値のあるイベントの企画や運営に取り組んでいきます。