時代とともに変化するイベントに注目!400年の歴史ある神田祭が今アツい!
時代に合わせてお祭りも変化!
日本三大祭り(祇園祭、天神祭、神田祭)、江戸三大祭り(深川八幡祭、山王祭、神田祭)のひとつである神田明神の「神田祭」は、江戸時代からつづく伝統あるお祭りです。
毎年5月中旬に本祭(ほんまつり)と陰祭(かげまつり)が交互に行われています。2018年は陰祭でしたので、2019年には見どころとされる神輿宮入が盛大に行われる予定です。
今回は「伝統あるお祭り」という枠に捉われず、SNSやアプリ、アニメともコラボレーションするなど、時代とともに変化して若い世代からも注目を集める神田祭を紹介します。
1.伝統のなかに新たな楽しみ方の提案!
神田明神祭とも呼ばれる神田祭の起源は、一説では約400年前の徳川家康の天下統一を祝う、徳川家縁起のお祭りであると伝えられています。
約400年の伝統ある神田祭ですが、近年ではITを活用した新たなお祭りの楽しみ方を提案しています。そのひとつの事例として、神輿や山車などにライブカメラを取り付けてお祭りの様子を生中継する『神田祭ライブ』です。参加者やその場で見物している人は熱気を感じることができる一方で、お祭りの全体像は見えにくいとうことに着目しました。ライブ映像によってお祭りの全体像を俯瞰する楽しみ方を提案しています。
そのほかにもアプリやスマートフォンを活用しながら、若者がお祭りに参加できるような仕組みを取り入れて、神田祭は時代に合わせて変化しています。
2.神田祭 × 『ラブライブ!』異色のコラボレーション!
神田祭は、1616年の江戸城増築の際に現在の外神田へ遷座(せんざ)*1しています。2015年神田祭は遷座400年を記念し、テレビアニメ『ラブライブ!』との異色のコラボレーションが実現しました。
『ラブライブ!』はユーザー参加型のスクールアイドルプロジェクトとして始まったアニメで、神田明神は登場人物の実家という設定で登場し、『ラブライブ!』の聖地ともいわれています。絵馬やお守りなど神田祭のコラボレーショングッズも販売され、大賑わいをみせていました。
さらに2017年には、テレビアニメ『ご注文はうさぎですか??』とのコラボレーションも実現しています。
神田祭では、新しいことを次々に取り入れて、もし廃れてもそれは神社に合わなかっただけと考え、まずはやってみることを大切にしています。
最新のIT技術を取り入れて伝統に収まらないチャレンジをしつづけるその根底には、老若男女、特に若い世代にもお祭りに参加し、楽しんでもらいたいという想いがあります。
S-Collection株式会社では、夢に向かって努力する若者を応援するという想いをもって、これからも時代の流れを先取りしてチャレンジしつづけ、企業様とともに新たな価値を創造していきます。