S-Collection株式会社 イベント運営について

S-Collection株式会社の数百~数万人規模のイベント企画・運営・コンサルティング事業

「ハッピーりぼーん」から学ぶ課題解決型のイベント企画!

子供の成長につながる国内最大規模のリサイクル!

イベントの企画運営の背景には、にはさまざまな目的があります。今回は、事例を挙げて課題解決型のイベントについてご紹介します。

日本マクドナルド株式会社と環境省が連携して、「ハッピーりぼーん」というイベントが開催されました。これはお子様セットである「ハッピーセット」のおまけとしてついているおもちゃで、不要になったものを回収するイベントです。

そのイベントの内容は、全国のマクドナルドの店頭に回収ボックスを設置し、そこで回収したおもちゃを、店でつかうトレイに生まれ変わらせるというリサイクルプロジェクトです。期間中に100万個のおもちゃの回収を目指し、プラスチックのおもちゃを対象にしたリサイクルでは国内最大規模です。2018年2月23日から5月6日まで行われ、進級や進学など新生活が始まるタイミングに、子供たちがものを大切にする心を育む機会になりました。

1.母親のニーズ調査からリサイクルに対する課題が浮き彫りに

ファミリー層の利用も多いマクドナルドが、社会貢献の一環として、3~9歳の子供をもつ全国の母親1,038 人を対象に、家庭のおもちゃに対する思いを調査しました。

その結果、「モノを手放すこととモノを大切にすることを同時に教えるのがむずかしい」「リサイクルをすることが理想だけど、方法がむずかしい」「リサイクルをどうすればいいかわからない」という課題が見えてきました。また、子供に気づかれないようにおもちゃを捨てたことがある母親は84.4%、4人に1人が10回以上子供に隠れておもちゃを捨てているという現状がありました。

2.課題解決をするイベント企画力

イベント企画の第一歩として、まず課題を発見する力が求められます。ハッピーりぼーんの事例では、母親への調査から「子供の気持ちを大切にしながら、上手におもちゃとお別れをさせたい」という思いや「リサイクルが理想だけど方法がわからない」という悩みが明らかになりました。
発見した課題から、子供が遊ばなくなったおもちゃとお別れをする機会つくり、ものを大切にする心やリサイクルへの関心が深まるきっかけをつくりました。

現状を改善する手段を見い出すことが、よい企画を生みだす力のひとつです。