S-Collection株式会社 イベント運営について

S-Collection株式会社の数百~数万人規模のイベント企画・運営・コンサルティング事業

飛行機に乗ってでも参加したくなる!インパクト大な海外のイベントとは?

手軽な楽しみより本場の醍醐味!

日本でも大人気のイベントであるオクトーバーフェストは、ドイツで伝統的なお祭りとして毎年開催されてきました。最近では日比谷や横浜など日本各地で開催され、日本にいながらにして気軽に楽しめるようになったイベントです。それでも本場、ドイツのオクトーバーフェストに足を運んでまで参加したくなるスケールの大きさとイベントを盛り上げる伝統について紹介していきます。

1.16日間で560万人!ビール好きも祭り好きも魅了する!

実際にオクトーバーフェストを開催しているドイツ北部のミュンヘン市の発表によると、2017年の来場者数は560万人でした。開催期間が16日間ということから単純に計算すると、1日あたり35万人が世界各地から訪れていることになります。
そんなオクトーバーフェストのメインといえば、やはりビールです。ミュンヘン近郊に位置する14の蒸留所がサーカスさながらの巨大なテントを張り、自慢のビールや料理を提供します。ハリーポッターの食堂のような長い机と長い椅子に座るため、相席する際のあいさつから楽しくコミュニケーションがはじまることもあります。おいしいビールが好きという共通点があれば、言葉の壁は軽く乗り越えられるでしょう。
ビールの祭典とはいえ、家族連れで来る人もいます。子供にも楽しめるようにとノンアルコールやフードも充実しています。代表的なフードのひとつにプレッツェルがあります。オクトーバーフェストではビールの大きさに合わせて、プレッツェルも巨大です。
さらに、移動遊園地や音楽ステージも設置されており、色とりどりの露店やテントを覗きながら、一日かけても周りきれない敷地を散策するのも楽しみのひとつでしょう。

2.伝統に縛られず伝統を活かす!

1810年から連綿とつづいているこのイベントが、地方の行事に留まらず世界から人を集めるほどになったのは、そのセルフプロデュースのうまさにあります。
そのひとつにオクトーバーフェストでは乾杯の歌があり、1時間に数回流れます。曲が流れはじめると、来場者はジョッキを片手に歌い、周りのひとと乾杯します。さらに、イベントを盛り上げる材料にファッションがあります。オクトーバーフェストではミュンヘン地方の伝統衣装が正装となります。女性は「ディアンドル」というエプロン付きワンピース、男性はハットと「レーダーホーゼ」という皮のパンツを着用します。伝統衣装といってもトレンドがあり、この2つのアイテムに関しては毎年発表されるほどです。伝統的な文化が演出のひとつとして輝きを持たせ、イベント自体が常にイノベーションを重ねるため、世界から人が集まるのでしょう。

飛行機でミュンヘンに行こうとすると直行便でも11時間はかかります。そんな距離を越えても行きたくなるのが、誰でも楽しめるスケールと現代にあわせた伝統が魅力のオクトーバーフェストです。S-Collection株式会社は既存のイベントの魅力を活かしつつ、時代のニーズを取り入れたイベント運営を行っていきます。