プロジェクションマッピングの知られざる魅力!
最近話題のプロジェクションマッピングを徹底分析!
今回は、近年注目されているプロジェクションマッピングについて紹介します。プロジェクションマッピングとは、実物(リアル)と映像(バーチャル)をシンクロさせた表現方法のことをいいます。世界中で注目されている、その理由とはなんでしょうか
1.プロジェクションマッピングは新しい映像表現!
プロジェクションマッピングは、映像をスクリーンのような平面に投影したり、建物を単純にライトアップしたりするのではなく、建物のような立体物や凹凸のある面にプロジェクターで映像を投影します。映像の動きや変化によって、対象物が動いたり、変形したり、光を放ったりしているような錯覚を起こす表現が特徴的です。
近未来的なもの珍しさだけでなく、映像が投影されている物体がいつもと違う表情をみせ、見ているものを新たな物語や世界観に引き込みます。
2.インパクトを与えたバーチャルファッションショー
近年ではプロジェクションマッピングを利用したイベントが増加しています。そのなかのひとつの事例をみてみましょう。
2010年11月、世界でも有名なブランドのラルフ・ローレンが、ロンドンとニューヨークにあるラルフ・ローレンショップの外壁でプロジェクションマッピングをつかったファッションショーを行いました。映像が投影された外壁からファッションショーのステージが浮かびあがり、中央に開かれた扉から、そのブランドの洋服を身にまとったモデルの方々が登場します。モデルのイメージに合わせて、ステージの背景も入れ変わるこまやかな演出もありました。さらに、商品である香水の匂いがつかわれ、「4Dプロジェクションマッピング」とも呼ばれました。
ラルフ・ローレンの建物(リアル)とファッションショーの映像(バーチャル)が合わさることにより、強いインパクトと新しい世界観を生み出したのです。
3.なぜプロジェクションマッピングは注目を集めるようになったのか?
プロジェクションマッピングは最近の日本でもさまざまなメディアに取り上げられるようになり、イベントやアミューズメントパーク、レストランなどでも親しまれるようになりました。これほど注目を集めるようになった理由がふたつあります。
ひとつは機材や映像技術の発達があり、高輝度のプロジェクターで多くのクリエイターが制作しやすくなった点です。さらにスケールの大きいプロジェクションマッピングがつくられ、世間にインパクトを与えました。
もうひとつはインターネットやスマートフォンの急速な普及です。それによりYouTubeやTwitterなどのSNSで拡散され、プロジェクションマッピングという新しい表現がスピード感をもって広がりました。また、SNSでの拡散により、映像コンテンツとしてインターネット上で繰り返し再生され、高い広告効果を生むことも可能となっています。
現代ではインターネットの普及により、ネットの拡散力は集客力につながり、イベント運営にとって重要です。
S-Collection株式会社でも、ネットとリアルを融合させたイベントを開催している実績があります。今後も時代の流れに沿ってイベントも変化させ、より多くの人が楽しめるイベント運営を行っていきます。